どうも、自称【退職コーディネーター】で元労務担当のhiroshiです。
このブログでは、退職に特化した情報をお届けしております。
ここでは転職サイトや転職エージェントでは教えてくれない、あんなことやこんなことを探る記事です。
実際に、転職サイトはもちろん、転職エージェントにも登録し、退職も何度か経験している私の経験などを基に、色んな情報をお届けします。
転職エージェントでは教えてくれないこと
それは、転職しない場合の対処方法です。
バカか!
そんなの当たり前だろ!
という声が聞こえてきそうですが・・・・・・。
基本的には、転職エージェントなどでは転職活動に関するほとんどのことは教えてくれます。
何なら、まさにこのブログのテーマである「退職」についても、転職がセットになっているので注意点やアドバイスもしてくれます。
では、具体的に何を教えてくれないのかということですね。
については一切教えてくれません。
例えば、転職先が決まった後に、現在の会社で条件を改善できれば、結果、転職しなかったという場合があるからです。
ただし、教えてくれるところもあります。
これは、転職サイトや転職エージェントの収益構造に関係があります。
転職サイト・エージェントの収益構造
成功報酬型の転職サイトやエージェントがほとんどだからです。
ほとんどの転職サイトやエージェントは、求職者側は無料で利用できる場合が多いです。
そうでないと、登録してくれる人が極端に減ってしまうからです。
つまり、収益源は従業員を募集する企業側なのです。
ただし、企業側も求人掲載だけは無料なんです。
つまり、求人情報を無料で出して、採用出来たら年収の何割かを報酬として支払うパターンです。
1年未満で退職した場合は、そのうちの何%を返金とか全額返金とか、いろいろ条件はあるようですが、求人掲載を始める前に条件は企業ごとに決めているようです。
例えば、リクルートやマイナビなど、大手就活エージェントはほとんど、このパターンです。
この収益構造だと、そもそも転職が成立しないと報酬が発生しない為、転職の内定が出た段階では、まだ転職エージェント側には売上が発生しません。
その為、この段階で求職者が現在の会社と交渉して、良い条件が引き出せてしまい、内定を辞退した場合は、今までの労力が無駄に終わります。
むしろ赤字です。
それだけは、絶対に避けなければいけませんので、現在就業中の会社と交渉できることや、その方法はひた隠しにする場合が多いです。
また、求職者側もこれには気を付けなければいけなくて、初めから現在の会社との交渉用で転職活動をするということは決して言ってはいけません。
これを言ってしまうと、売上に繋がらないので、エージェント活動をまともにやってくれませんの気を付けてください。
もしも、現在の会社での交渉用に使う転職活動の場合は、登録が有料の転職サイトなどを利用すると良いでしょう。
例えば、テレビCMでよく見る「ビズリーチ」などです。
ここなら、退職しない場合でも売上は登録費用が既にあるので、現在の会社との交渉情報も教えてくれる可能性はあります。
私は実際に登録したことが無いので、詳細は不明ですが、理論的に考えれば、そうなります。
もちろん、他の収益構造(こっちが今までの定番)もあります。
求人掲載時に広告費用として、企業側から費用を徴収するパターンも存在します。
これは、主にはパート・アルバイトなどの非正規雇用などの従業員を募集するときに、コストを抑えるために使われることが多い手法です。
私も、募集掲載の担当をやった経験があるので、その時に広告代理店の営業マンに聞きました。
理由は、若年層のアルバイトは定着率が悪いので、成功報酬型で募集するメリットが少ないということです。
現在の会社と条件交渉する方法
ここまで読んでいただければ、もう解っていると思いますが、現在の会社よりも良い条件の会社に就職内定をもらうことです。
そこから、会社と条件交渉を始めていくわけです。
交渉相手は、社長かそれと同格位の権限を持った取締役などの重役と考えられます。
その為、この交渉はハイクラスプレイヤーや役職者などが使える手法です。
平社員などが行っても、説得力があまり出ないので、内定が出ているなら交渉しないで転職することをお勧めします。
交渉の時の注意点は、転職活動をしていたとは言わないことです。
実際に転職活動をして内定をもらっていたとしても、
というような言い回しの方が良いでしょう。
なぜなら、現在勤務している会社にとっては転職活動自体が裏切り行為に映ってしまう可能性もあるからです。
例えば、こんな感じでしょうか。
私は今、同業他社(社名は言わない)からこんな条件(具体的な条件)でヘッドハンティングされていて、内定も頂いています。
それについての相談なのですが、私の今の給与条件を、この会社が提示している水準と同じ位にしていただくことは出来ないでしょうか?
もしそれがかなわないなら、退職してこちらの企業への転職を検討しています。
ただ、ここで働きたいという気持ちは強いので、ご検討いただければと願います。
期限については、特に言われてはいませんが、内定もいただいておりますので先方への回答はなるべく早い方が良いと思います。
なるべく早い結論をお願いいたします。
まあ、ちょっと交渉したことないので、これで良いのか悪いのかわからないです。
ただしかし、なるべく丁寧に丁重にお願いするべきだと思いました。
理由は、同業種の場合、今の自分の会社が商売敵や取引先になり得るからです。
取引先になった場合を想像すれば分かると思いますが、もしあなたが責任者だったら遺恨を残して会社を辞めていった人が働く会社と取引をしたくはないですよね。
注意事項としては、交渉は必ず自己責任でお願いします。
ダメでも、就職の内定をもらっているわけなので、転職を実行に移せばいいだけの話です。
これは、本当に自分が優秀で、それを評価されていないと感じたときにやる手法です。
入札やオークションを思い浮かべるとイメージしやすいでしょうか。
もちろん、同業他社であるのが好ましいですが、同種の職種でもいいです。
この手法を使う理由は、比較対象を作ることにより、企業側も自分も今の条件が良いのか悪いのかを判断しやすくなるということです。
ただし、この方法は交渉が失敗した場合、「その会社を退職して内定をもらった企業に転職する」という硬い意思が絶対に必要です。
【まとめ】転職サイトでは教えてくれない退職から就活の裏事情がヤバイ!?
裏事情は、転職サイトやエージェントの大人の事情ですね。
現在の会社の条件交渉の方法は、あまり自身が無いので自己責任でお願いします。
今回は少し想像すれば、考えられることだったので、もっとすごい情報があるという方を募集しています。
また、今後新たな情報があれば、追記していきます。
コメント